交通事故による腰椎捻挫
1 腰椎捻挫の特徴
腰椎捻挫になると、腰に強い痛みが生じます。
動いたときに痛みを感じるほか、程度によっては何もしなくても痛みが出てしまい、歩くこと、動くことが困難になることもあります。
また、痛みの範囲が腰だけではなく、背中など広い範囲に及ぶこともあります。
痛みは、受傷した直後から出ることもありますが、交通事故のように興奮状態になりやすい場面で腰椎捻挫になった場合には、少し時間が経ち、気持ちが落ち着いたころに出ることもあります。
2 交通事故で腰椎捻挫になるケース
交通事故の強い衝撃をお身体に受けて腰に大きな負荷がかかり、関節や筋肉を痛めてしまうことによって、腰椎捻挫になることがあります。
腰椎捻挫においては、腰の骨に問題はなく、腰周辺の関節が損傷したり、筋肉に炎症や過剰な緊張が起こったりしているということが多いです。
そのためレントゲンだけでは異常が見つからず、また、外見からもケガの程度等が把握できないことから、一見するとケガをしていないようにも見えてしまいます。
脳が興奮状態になり痛みを感じにくくなっている場合、腰椎捻挫に対しても「ちょっと腰が痛い・違和感がある」程度に感じ、ケガの処置を後回しにしてしまったり、自然によくなるのを待ってしまったりする方もいらっしゃいます。
しかし、腰は体重を支えている部分ですし、歩いたり座ったりといった日常生活の動作でも負担がかかりやすい部分といえます。
無意識に動かしてしまうことで、状態を今よりも悪化させ、回復にかかる時間がさらに長くなってしまうかもしれません。
腰椎捻挫に対して適切な施術を受けることで、より早く痛みから解放されるとともに、動かせないことで起こってくる筋力低下などを抑えられる可能性があります。
腰に痛みや違和感がある方、腰に強い衝撃を受けた可能性がある方は、早い段階で接骨院に行き、早期改善・根本改善に向けた施術を受けることが大切です。
3 腰椎捻挫になった場合の対応
できるだけ早く接骨院で施術を受けていただくことをおすすめしますが、すぐに通院ができない場合には、まずは氷などで冷やし、炎症とそれにともなう痛みを抑えることが重要です。
また腰を無理に動かさず、できるだけ安静にしてください。
当院は平日の20時まで受付を行っておりますし、交通事故の場合にはご予約により20時以降でも初回の施術をさせていただける場合がありますので、腰椎捻挫の疑い等がある場合には我慢せずご連絡いただければと思います。
4 腰椎捻挫の施術
腰椎捻挫は、関節や靭帯、筋膜といったお身体の深部が衝撃の影響を受けることで痛みが生じているため、まずはどこがどのような影響を受けているのか、状態をしっかりと把握することが大切です。
当院の場合、主に徒手検査によってお身体の状態を確認しています。
徒手検査は、お身体を押したり動かしたりして反応等を確認するもので、こちらの検査を踏まえ、実際の施術方法を検討していきます。
詳しく状態を確認した上で、「どの部分にどのような対応をすれば痛みが緩和され、回復を早められるか」を考え、適切な施術内容を判断していきます。
具体的な方法としては、まずは痛みを抑え、痛みが引いたら血流をよくして損傷の修復を促していくという流れが基本となります。
当院では、施術者の手で刺激を与える方法や、筋膜に働きかける機器を用いた施術、微弱電流を流して血流改善を図る方法等、様々な方法をご用意しています。
痛みの程度なども考慮しながらこれらを組み合わせ、痛みの原因部分に適切にアプローチすることによって、腰椎捻挫の早期改善を目指します。
5 腰椎捻挫は接骨院にご相談ください
接骨院は、腰椎捻挫のように、目には見えない深部のケガの施術を得意としております。
また、当院では、腰椎捻挫の影響が後に残ったり、何かのきっかけで腰椎捻挫が再発したりといったことがないように、根本からの改善を目指した施術計画で対応させていただきます。
一人一人ときちんと向き合い、柔軟かつ丁寧に対応してまいりますので、交通事故による腰椎捻挫は当院にご相談ください。