交通事故による頸椎捻挫

　「頸椎」は、簡単に言うと「首の骨」のことで、頭を支えたり、神経や血管を保護する役割があります。

　交通事故などで、首に大きな衝撃を受けると、頸椎周辺の筋肉や靭帯が損傷してしまい、痛みやしびれなどの症状が現れます。

　交通事故は、身構えてない状態で強い衝撃を受けるため、首が短い時間で強く揺さぶられてしまい、首に大きな負荷がかかってしまう状況が生じやすいです。

　そのため、交通事故によるケガとして頸椎捻挫が多く見受けられるのです。

　頸椎捻挫は、一見するとケガをしていないように見えてしまいますし、レントゲン写真でも異常がないと言われてしまう場合がありますので、ケガを見落としてしまわないように注意が必要です。

　また、交通事故直後ではなく、後から痛みが生じることがあります。

　何となく首が動かしにくいなと感じたり、違和感や痛みに気付いたりした場合は、交通事故による頸椎捻挫を疑い、接骨院にご相談ください。

　頸椎は神経や血管の通り道になっているため、頸椎捻挫によって、これらが圧迫されてしまいますと、手足のしびれなどが生じてしまうことがあります。

　適切な施術を受けずにそのまま放置してしまいますと、痛みやしびれがお身体に残ってしまうおそれがありますので、頸椎捻挫になってしまったときは、なるべく早く適切な施術を受けることが大切です。

　当院では、頸椎捻挫のケガに対して、緊張状態の筋肉をほぐすための施術を行い、痛みを緩和させていきます。

　これは、交通事故で損傷した筋肉は、身体を更なる衝撃から守るために緊張状態になって血流が低下してしまい、それが原因で痛みが生じるためです。

　当院では、最初に、事故後の筋肉の状態を的確に把握し、施術の効果を考えて、対応してまいります。

　また、身体の状況に応じて、手による施術（手技施術）だけでなく、干渉波電気機器や微弱電流機器、超音波機器などの機器も用いて、頸椎捻挫の痛みの早期回復を目指します。